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地中熱について
地上との温度差を利用し、地中から熱をすくい上げる(暖房)、あるいは地上の熱を地中に放出する(冷房)という形で利用します。一般のエアコンが、空気中の熱を利用する所を地中にしたと考えるとわかり易いですね。
地中熱を利用することによる効率の良さ
- 左のグラフを見ると外気と地下水の温度差は比例していないことがわかります。
地中熱を利用するメリットはこの地中熱温度を利用することで実現しているのです。
地下水の温度は一定なのでこの温度を利用して、冬夏共この温度を基準として室内の温度調節ができるので非常に効率が良いのです。
空調の問題点と解決法
問題点
効率が悪い旧年式エアコンで毎年の消費電力は年々増え続けています。
地中熱利用省エネルギーシステム
経済的で環境に優しい冷暖房システムが構築できます。
新型エアコンに交換
旧年式エアコンより効率が良くなり消費電力が少なくなります。
地中熱利用エアコンシステムの特徴(井戸水利用の場合)
- 1 経済性
- 年中一定の井水を熱源とするため、エアコンの効率が良いです。
このため、従来のエアコンよりもひと回り小さい機械で済み、従来に比べて消費電力を小さくできます。
つまり、冷暖房にかかる電気使用料金を従来に比べて安くできます。 - 井水利用エアコンシステムの費用は、新たな掘削をともなわないため大きなコストアップはありません。
- 本システムの場合、冷媒配管をそのまま使えるため工費の節減ができます。
- 2 環境性
- 冷暖房に関わる使用エネルギーを従来に比べて削減することができます。
- 冷暖房に関わるCO2排出量を消費電力に比例して削減することができます。
- 井水利用時は室外機のファンによる騒音が出ません。
- 井水利用時は、冷房時の熱風や暖房時の冷風が室外機から出ません。
